Photoshop(26.10.0 ベータ版)で調和、そして生成アップスケール機能が実装されました。調和機能、すごいですね!光・影・色合いなどをワンクリックで背景に馴染ませ、手間のかかる写真の合成作業を劇的に楽にしてくれます。これよこれ!画像系AIに望むのはこういうやつ!
そして今回のテーマ、生成アップスケールも期待の新機能。でも生成アップスケールは、ツールで仕上がりが結構変わるもの。Adobe と Stable Diffusion でどれくらい違いがあるのか、比較テストしてみました。
テスト内容
- 写真を一度 1/4 サイズに縮小してから4倍にアップスケールし、元画像と比較してみる
- 線、文字、色、光、影が比較しやすいよう、手元にあった万博のガンダムを撮影した写真を使用。さすがガンダム、変なポーズでも優秀。
- 比較対象は以下の4つ
- Photoshopの生成アップスケール
- Bridgeのスーパー解像度(強化)
- Stable Diffusion の 4x-UltraSharp
- Stable Diffusion の R-ESRGAN 4x+
- Bridge のスーパー解像度は2倍までなので、強化後に一度JPG保存し、再度強化して4倍に拡大
テスト結果
※画像にリンクを貼ってありますので、別タブで表示して切り替えるなどしてご覧ください。
結構違いますね。全体的には Stable Diffusion が好印象。意外なのが Bridge のスーパー解像度で、無理してる分ノイズ感が否めませんが、文字周りの処理に限ってはベスト。他3つの、いかにも「AIで処理した文字」感がなくてとても良いです。やるな、Adobe Sensei。Photoshop はちょっと厳しいかな。でもあくまでもこの作例、かつ今のベータ版での結果なので、今後の進化に期待です。
2025/8/6 時点でのまとめ
- 文字情報が少ないなら Stable Diffusion
- 文字情報が多いなら Bridge
うん、今とほぼ変わらない… でも文字周りにおける Bridge の良さを知れたので、今回のテストは価値がありました。
Stable Diffusion は導入に壁がありますが、乗り越えると恩恵も大きいので、画像拡大のためだけでも頑張る価値があると思います。無料なのも庶民の味方。もっとも Photoshop で正式実装時には評価がひっくり返るかもですけどね。