今回のリニューアルで使用した主要なライブラリを整理。たぶんひと月もすれば何やったか忘れますからね。てことで使ったのは主にこの3つ。
- Parsedown … Markdown パーサー
- Prism … シンタックスハイライト
- matomo … アクセス解析
1. Parsedown
[公式] Better Markdown Parser in PHP
今回の肝、Markdown をパースしてくれるライブラリです。パーサーライブラリは他にもいくつかあったので、まずは比較記事を参考にしつつ検討。
PHP用のMarkdownパーサーライブラリ比較 - Qiita
ぶっちゃけパースできればどれでも良かったんですけどね。私はどの環境で見ても大丈夫なよう、基本的な Markdown 記法のみ使うようにしているので、サポートする Markdown の種類は不問。改行を <br>
にできてなるべく軽いものという要件から Parsedown を採用しました。
Parsedown で設定できるオプションは以下の3つ。シンプル。
- 改行を
<br>
に変換 - HTML コードをエスケープ
- URL を自動的にリンクにしない
設定の仕方は公式の Usage から確認を。
2. Prism
[公式] Prism
これもいくつか検討しましたが、
- 軽そう
- 簡単に実装して使えそう
- クラス名が
language-xxx
という形式
(Parsedown がこの形式だったから。Googleはここでアウト)
というのを踏まえてこれに。とはいえあんまり深く考えてはいませんね。必要十分だったのであとはなんとなーく。
3. matomo
[公式] Matomo Analytics - The Google Analytics alternative that protects your data
Google Analytics は高機能ですが少々オーバースペック。あと Web 屋としてはやっぱり色々触れておきたい&少しでも脱 Google を!という思いから試してみることにしました。無料で使いたいからもちろんオンプレミス運用。
使用感としては、管理画面がやや重い?でも UI は分かりやすい印象。Google はよく UI などが変わるので、解析自体を業務にするんじゃなければ勉強するの正直しんどいんですよね… 多機能すぎたり UI ちょくちょく変わったりするのは使いにくさに直結しますし。てことでしばらく使ってみるつもりです。
2021/08/07 追記
検索キーワードが確認できない、何だか分からないけど管理画面で表示エラーが多発してたといった理由により、結局 Google に戻りました。GA4 とか言ってさらなる学習コストを要求されましたが、そっとスルーして従来の Analytics を導入です。ただし一応 GA4 版も併用。やっぱり Web 制作者のはしくれですしね。GA4と従来型、両方取得するには以下でOK。
- GA4 で「データストリーム」から「タグ設定手順」にある gtag.js を開いてコピー
- 従来のトラッキングIDを準備しておき、以下のように追記すればOK
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'GA4のトラッキングID(そのまま)');
gtag('config', '従来のAnalyticsのトラッキングID'); // この行をコピペして追記!
</script>
おわりに
とまぁこの3つが主要なライブラリでした。matomo は気にいればクライアントさんにもおすすめしたい所。ガチ運用しない限りは十分いけそうな気がしてるんですよねこれ。みんなどんどん使って有用な記事をどんどんアップしてくれたらいいのに。